映画感想:「CURE」
2016年4月19日 映画
研究室でIEの本を読みながら(ブラウザじゃないぞ!生産工学だぞ!)観た映画。
「CURE/キュア」 1997年:黒沢清
刑事である高部(役所広司)は、猟奇殺人の現場に向かう。
喉元を「X」に切裂かれた娼婦の死体。
ここ最近、同一の手口が続いていた。
非公表の事件にも関わらず、なぜ同種の事件が続いているのだろうか・・・
時を同じくして、記憶喪失の青年(萩原聖人)が海岸を彷徨っていた。
それを見つけた親切な小学校教師は、青年を自宅に保護する。
要領を得ない話し方をする青年は、なんだか精神に異常があるようにも感じる。
話をする中で青年は、教師に妻への不信感を煽るようなことを言い始める。
翌日、教師は妻殺しの罪で逮捕された。死体には「X」の刻印が刻まれている・・・
と、こんな感じがあらすじです(正確にはもう少しあるけど)
本映画は日本では少ない「サイコ・サスペンス(スリラー)」に分類されます。
キャッチコピーは、「憎悪は催眠で覚醒する。」
サイコ・サスペンスってのはホラーの怖さと違って、自分たちの現実に近いってのがキモになると個人的には思ってる。簡単に言えば幽霊やらゾンビやらの怖さと、アパートの隣人がもしかしたら殺人犯かも、みたいな感じかな。
個人的に好きな映画のシーンがあって、高部がクリーニング店に行ったときに先客のサラリーマンが居たんだけど、めっちゃ仕事の愚痴をブツブツと喋ってるわけ。でも店員が戻ってくると、途端に愛想がいい笑顔と返事をして店を後にする。ってシーン。
なんて言えばいいかわかんないけど、人間は何らかの「憎悪」を心に宿していて理性がそれを隠している。その時々に最適な「顔」をして生きているんだな~と。それを開放してあげることが「CURE(癒し・治療)」なのかもしれんと思ったり。
そんなところで、感想はおしまいです。
「CURE/キュア」 1997年:黒沢清
刑事である高部(役所広司)は、猟奇殺人の現場に向かう。
喉元を「X」に切裂かれた娼婦の死体。
ここ最近、同一の手口が続いていた。
非公表の事件にも関わらず、なぜ同種の事件が続いているのだろうか・・・
時を同じくして、記憶喪失の青年(萩原聖人)が海岸を彷徨っていた。
それを見つけた親切な小学校教師は、青年を自宅に保護する。
要領を得ない話し方をする青年は、なんだか精神に異常があるようにも感じる。
話をする中で青年は、教師に妻への不信感を煽るようなことを言い始める。
翌日、教師は妻殺しの罪で逮捕された。死体には「X」の刻印が刻まれている・・・
と、こんな感じがあらすじです(正確にはもう少しあるけど)
本映画は日本では少ない「サイコ・サスペンス(スリラー)」に分類されます。
キャッチコピーは、「憎悪は催眠で覚醒する。」
サイコ・サスペンスってのはホラーの怖さと違って、自分たちの現実に近いってのがキモになると個人的には思ってる。簡単に言えば幽霊やらゾンビやらの怖さと、アパートの隣人がもしかしたら殺人犯かも、みたいな感じかな。
個人的に好きな映画のシーンがあって、高部がクリーニング店に行ったときに先客のサラリーマンが居たんだけど、めっちゃ仕事の愚痴をブツブツと喋ってるわけ。でも店員が戻ってくると、途端に愛想がいい笑顔と返事をして店を後にする。ってシーン。
なんて言えばいいかわかんないけど、人間は何らかの「憎悪」を心に宿していて理性がそれを隠している。その時々に最適な「顔」をして生きているんだな~と。それを開放してあげることが「CURE(癒し・治療)」なのかもしれんと思ったり。
そんなところで、感想はおしまいです。
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